FULLERVISHー蜜売家枇薬

創作落語の同人グループ・蜜売家一門より、蜜売家枇薬の雑記録です。

代議会書類_本文16(開会の辞)

猫は皆世界に祀を得ているのだ!

ーそれは微かに埃を浴びたホルマリンの横断とも言える仮説。

「しかし詭弁は程々にしてくれたまえ、相棒!!」

どくだみの抱擁に狂った鷹のフリの鷲とはいい度胸だとも。

「この世で一番低い温度で球体関節人形が待っていると誰に教えられた?」

さてな、最近流行りの球体関節人形を手に入れた話でもしてやろうか?

「喉が焼ける沼のことは三年分だけで十分だ、ハニー」

ー製薬業者と創薬業者の自明たる所以。

棘を従えた管楽器と赤い靴の他人様くらいの差異だとも。

「愚鈍だ。背の高さと背筋の良さは反比例するというエビデンスを忘れたか?」

アカの他人の禊を得るのだ!

「電車を倒して得たものに意味があると言うかね」

皆世界は猫に祀を興じるのさ!

「春の庭のような酔狂だ」

通りには預けておいたはずの猫がいるはずだ。

そこにもう少し待ちたまえ。

あとは眠りが解決するのだ。