FULLERVISHー蜜売家枇薬

創作落語の同人グループ・蜜売家一門より、蜜売家枇薬の雑記録です。

蜜売家枇薬3

蜜売家枇薬は二等星でした。二等星は円を壊すだけの重力を持っていました。実際、二等星にその意識はありませんでしたが、10人のうち8人はそうだと判断したとのことです。二等星は広場を離れて銀杏の咲く声に導かれ、いつの間にか三等星になっていました。流されるまま行き着いた先で一番楽しい世迷言を吐きました。ですがそれは幻覚だったという指摘もあります。そして三等星は脳内麻薬に溺れました。比較的早かったと思います。[code-27の恢い海]が瘡蓋を開けたのです。[code-27の[code-3の鯉鼠]と同じ文鎮の嘘つきハニー]は最初から良しとしませんでした。[code-27の海洋哺乳類、もしくは絶滅したおかずのようなもの]も残念がりました。しかし不幸なことに、それが一番[Can-D]だったのです。