FULLERVISHー蜜売家枇薬

創作落語の同人グループ・蜜売家一門より、蜜売家枇薬の雑記録です。

いつの間にか俎上之鼠は崖の上で飼育された、ガードレールの中の鼠になっていました。ねえ今どんな気持ち?受け入れられない喜びです。努力の積み重ねと幸運の象徴です。同時にありあまる富です。上には上が居るうちの一つ上に来たのです。

[code-27の似非"ギフテッド"的弱者]よりも[code-3の鯉鼠]の方が地位が低いので[code-27]に何かを言うことは出来ません。ですが[code-1]は蟠りを抱えているのです。[code-27の似非"ギフテッド"的弱者]が嫌いということが立ち込めるのです。嫌いです。抜かそう…

怖い夢を見ました。全ての意思が反転する夢です。「嫌だ→嫌じゃない」「起きる→起きない」「気持ち悪い→気持ち悪くない」「逃げる→逃げない」と全ての意思が反転し、何もしない夢でした。何も出来ないと言うのが正しいです。絶対に動けない中でもがこうにも…

最近、[Can-D]がありません。[Can-D]は[code-27の恢い海]が居る時に輝いていました。あの輝きをもう一度手に入れることが目下の目標です。["L"ose-Wea3]になった実感もありません。ただただ、[Can-D]が掴めなくなってしまったのです。["A"void/"L"oathe/"I"g…

[code-27]が増えていく……悪いことではありません。[code-27]が増えることは外的刺激の増加を意味します。一方で疲れます。例えば、[code-27の似非"ギフテッド"的弱者]であったり[code-27の他人様の七光り]であったり、そういった[code-27]との不必要な交流が…

「僕、冬のダイヤモンドが大好きなんだ!ほら、あそこにひときわ明るい星が見えるだろ?あれが、シリウス。全天88星座を構成する星の中でもっとも明るい星。こんな都会でも、明るい星なら見えるんだ。素敵な話だよ」 「あれはアルデバランだがな。明るい星は…

おなかすかない

目の前に出されたのは、 きっとすこし前まで生きものだったもの。 それをわたしは、 道具を使って、 切り分けて、 突き刺して、 口に入れるの。 顎を動かして噛み潰して、 喉を動かして食道に送り込むの。 そこには喜びなんて何もないの。 ただわたしは生き…

見えていたものが見えなくなった。そんなことに気づいた昼下がりだった。雲は高く空は澄み、風は爽やかに通り抜ける、そんな秋の日であった。 僕に見えていたものに名前はなかった。 それはおろしたてのシャツの糊の匂いとお日様の匂いがまじった春の朝のよ…

わたし宇宙人だからさ、そろそろ地球での任務は終わるんだ。だからさいごに、楽しいことをたくさんやってから故郷の星へ帰ろうと思っている。 とかく人間というものは難しいものだった。わたしが地球で生活するために与えられた肉体は少々不備が多かった。と…

世界がぐるってまるまるってなって体はピクリとも動かない。多分これから寝るところ。眠いか眠くないかで言ったら眠いような眠くないようなよく分からない感じ、だけどこれから向かう先は覚醒ではなく睡眠。さっきなにかやり残した気がするけどそれやるのは…

願い事

神様、もしも気が向いていたらどうか[code-3の鯉鼠]の話を聞いてください。どうか[code-27の[code-3の鯉鼠]と同じ文鎮の嘘つきハニー][code-27の海洋哺乳類、もしくは絶滅したおかずのようなもの][code-27の他人様の七光り][code-27の似非"ギフテッド"的弱者…

蜜売家枇薬9

曖昧なことばかり文鎮として蓄積して、大切なことは全てわたあめになって溶けて腐り落ちていきます。歯が腐ってでもそのわたあめを"[code-1]"にするために、わたしたちは雲を噛み続けるのです。いつかその空虚な毒を[code-3]にできる日がもしも仮に来るので…

慧眼

旦那「定吉、定吉は居るかね」 定吉「はい、何でしょうか旦那様」 旦那「ちょっと使いを頼まれてくれないか。手紙を渡しに行ってほしい。これなんだが」 定吉「(読みながら)これは……平林先生のところですか」 旦那「そう、そうだ。いやお前は本当に物分りが…

蜜売家枇薬8

今日という今日は宇宙から逃げなくてはなりません。代替フロンが呼吸を阻害しています。土砂降りでした。だから逃げたのです。土は子宮の底をつつきます。気付くのが遅かったのです。ですから目を閉じ息をするのです。

今日も星は美しい。特に冬の空は格別だ…明るい星がダイヤモンドの形に並んで、僕を取り囲んでいるのだ。僕は冬のダイヤモンドに囲まれて、夜空の一部になったような感覚に酔いしれる。というのは想像で、都会の空では冬のダイヤモンドの中でも特別明るい、シ…

ロマン、 ロマンス、 ロマネスク!! 世界はこんなにも素敵なことに満ち溢れているよ! なんだい珍妙なものを見るような目をしているね。 つまり君は君の理解の範疇を超越したものを見ているんだね? 素晴らしいことじゃないか! 君には何が見えているんだい…

蜜売家枇薬7

ある日突然[code-27の似非"ギフテッド"的弱者]が仲間になりました。ですから似非でした。その日、空白の繋がりを[code-27の[code-3の鯉鼠]と同じ文鎮の嘘つきハニー]との間に得ました。[code-27の他人様の七光り]は自滅しました。ですから弾けました。[code-…

蜜売家枇薬6

[code-27の[code-3の鯉鼠]と同じ文鎮の嘘つきハニー]が嫌いです。[code-27の似非"ギフテッド"的弱者]が嫌いです。[code-27の海洋哺乳類、もしくは絶滅したおかずのようなもの]が嫌いです。[code-27の他人様の七光り]も嫌いです。だから楽です。全て嫌いであ…

蜜売家枇薬5

[code-27の[code-3の鯉鼠]と同じ文鎮の嘘つきハニー]は嘘をつきます。だからこそ化学物質をぶちまける要因なのです。どれだけ加害しても、被害者には勝機はありません。だから[code-27の[code-3の鯉鼠]と同じ文鎮の嘘つきハニー]は加害者になったという時点…

蜜売家枇薬4

[(UPs and) "DOWNs" in the World/.]には毒があるのは無理もありません。だから化学物質を飲み込みそれを吐き出す仕事を求められるのです。炭の泡を吹きます。それは定められた運命であり、愛の試練です。生命活動に化学物質は少量で良いものを、その何十倍…

蜜売家枇薬3

蜜売家枇薬は二等星でした。二等星は円を壊すだけの重力を持っていました。実際、二等星にその意識はありませんでしたが、10人のうち8人はそうだと判断したとのことです。二等星は広場を離れて銀杏の咲く声に導かれ、いつの間にか三等星になっていました。流…

蜜売家枇薬2

[code-27の逃げるべきおとなりさん]は有るべき姿をずっととっていました。だから本来的に逃げるべきとも言えました。しかし、同時に教養の文鎮に裏付けられた一定の信頼も持ち合わせているのが[code-27の逃げるべきおとなりさん]でした。だから蜜売家枇薬は…

蜜売家枇薬1

蜜売家枇薬は怨念でした。[code-27の[code-3の鯉鼠]と同じ文鎮の嘘つきハニー]、[code-27の海洋哺乳類、もしくは絶滅したおかずのようなもの]への[code-3の鯉鼠]でした。だから蜜売家枇薬でした。一方で[code-27の他人様の七光り]には["L"ose-Wea3]が見えて…

Toxin

「え、今日めちゃくちゃいい天気だな……」 「そう?ぼくは多分本当に殴られるまでこれは意味がないと思ってるんだけど……」 「いやいや、今日の空はすごい。シッカロールが塗り潰されてるときくらいの価値がある」 「それはさすがに面白いな。ちょっとぼくにも…

脳みそはわたあめでできた花束のようでした。天才の脳みそは目が弾けて融けそうな程美しく清らかでした。だからわたしにはもうクレッジの勉強も、[code-3]の教育も、付け焼き刃の無為な文鎮だと悟ったのです。何故なら、あの天才の[KAN^24]<カンナ=マリーゴ…

One day when I was a Second magnitude star, [2-U] thrown from the WOMB killed me.Apparently he had no such experience</["C"hitarra/rac-K]>.That's why [code-3] chased after me crawling around and tried Brain Salad Surgery. It was in a dark box. It was violence …

おかし□はなし

子「お母さん。チョコレート買って!!」 母「もう!!いつも言ってるでしょ。おかしは、食べちゃだーめ。 子「うむぅ……なんでおかしを食べちゃいけないの?」 母「うーんそうねぇ。チョコレートなんかはとっても強くて怖い毒だから、噛むととっても歯が痛く…

午前1時の待ち合わせ

最大級の嫌な予感だ 病気の発作か?この目の震えは…… 怒涛のような冷や汗だ、 「こんな土曜日は望んでいない!!」 布団で震えるまであと数10メートル 「今日はお風呂は入らなくていいや……」 怒涛の鍵垢大量DM FF0人 「何が面白いんだ!」 手が震えているの…

〇〇さん

「〇〇さん」って知ってる? 知ってるよ 名前がないから〇〇さんなんだって 名前が欲しいから誰かの名前を取っちゃうんだって 取られたひとは次の〇〇さんになるらしいよ 〇〇さんだった人はどうなるの? 取った人の名前になるらしいよ 怖いね 怖くないよ ど…

雪だるまさん

私のかわいい 雪だるまさん どうしておうちに 入ってこないの? こっちで一緒に あそびましょ おそとでずうっと 寒かったでしょう? いっしょにこたつで おひるねしましょ 起きたらふしぎ 雪だるまさんがいない 明日はいつ来て くれるのかしら